アドオンの互換性改善
アドオンは、Firefox を使うにあたっての大きなメリットのひとつです。ユーザはインストールしたアドオンに依存しており、いつでも必要なときに使えることを求めています。私たちは歴史的に、アドオンの互換性について保守的な姿勢を取ってきました。Firefox を更新した後で、アドオンがユーザのブラウジングに予期せぬ影響を及ぼす可能性を最小限に留めるため、このような方針を採用してきたのです。そのため、新バージョンの公開日には、まだ未対応のアドオンが少なからずあるという状況でした。そうしたアドオンが Firefox にインストールされていた場合、更新のダウンロード前に「互換性のないアドオン」というダイアログが表示されます。
(中略)
アドオン作者はこれまで、自分のアドオンが Firefox の新バージョンへ対応していることを明示する必要がありました。Mozilla の公式サイトに登録されているアドオンについては、条件を満たせば自動的に対応バージョンを更新する措置 を取っていました。しかし、そもそもほとんどのアドオンは、新バージョンへ対応する変更を行わなくても問題なく使い続けられるのです。
そのため Firefox の最新版 では、旧バージョンに対応していたアドオンは基本的に新バージョンにも対応しているとみなすようにしました。ただし、バイナリコンポーネントを含むもの、Firefox 4 以降のバージョンに対応していないもの、Mozilla 側で互換性がないと判断したものなど一部のアドオンは、従来通り作者が修正を行うか対応バージョンを書き換えるまで非対応として扱います。
この変更によって、リリース当日から新バージョンに対応して使えるアドオンが増え、ユーザにとっても作者にとっても更新が楽になったはずです。また、Firefox の更新がダウンロードされる前に「互換性のないアドオン」のダイアログを目にする機会も減ると思います。